当社のリサイクル活動
当社は発泡スチロール協会(JEPSA)の会員であり、また使用済み発泡スチロールのリサイクル拠点「エプシー・プラザ」となっています。尚、エプシー・プラザのご利用に当たりましては、発泡スチロール協会様までお問い合わせください
発泡スチロールの安全性
発泡スチロールは炭素と水素のみからできていますので、燃やしても塩素、炭素、水素からなるダイオキシンは発生しません。ただし、完全燃焼させるには多量の酸素を必要とするため、単に火をつけただけでは不完全燃焼をおこし、すす(炭素の微粒子)が発生します。これが黒い煙の原因となります。このため焼却する場合は酸素を充分に送り込める焼却炉で完全燃焼させる必要があります。
燃焼の反応式
(C8H8)n+10nO2→8nCO2+4nH2O
(C8H8)n:ポリスチレン
O2:酸素
CO2:二酸化炭素
H2O:水
リサイクルについて
リサイクルには燃やして熱エネルギーとして利用するサーマルリサイクルとプラスチック製品の材料として利用するマテリアルリサイクルがありますが、当社では下記のマテリアルリサイクルを行っています。
○加熱減容
加熱減容機です。
写真中央の扉が使用済み発泡スチロールの投入口になります。
減容塊です。
このように加熱することにより体積が約1/50になります。
これがビデオテープカセットなどの材料に再利用されます。
当社ではこの減容塊を外部業者に引き取ってもらっています。